首の周りがプヨプヨしてる!犬の唾液腺嚢胞の原因は?自然治癒するの?

ペットの病気

こんにちは、まるおです。

顎の下とか首のあたりがプヨプヨする!?

なんてことありませんか?

今回は唾液腺嚢胞という少し珍しい病気についてお話します。

唾液粘液嚢胞とも言われたりもしますが、ここでは基本的には唾液腺嚢胞と表現しますので悪しからず!

その前に、、

唾液腺って何?

唾液を口の中に分泌する役割を持っている組織なんです。

唾液にはムチンという粘性のある物質が含まれていて、口の中の乾燥を防いだり、歯や胃の粘膜の保護効果があると言われており、結構大切働きをしているんですね。

ちなみに唾液腺は、大きく分けて大唾液腺と小唾液腺に分類されます。

大唾液腺には、『耳下腺』、『下顎腺』、『舌下腺』、『頬骨腺』などがあります。

それぞれの唾液腺から分泌された唾液は、舌下腺管という細い管を通り、舌の裏の舌下小丘という出口に向かいます。

唾液腺嚢胞とは

唾液腺、もしくは唾液腺管が障害を受け、唾液が本来の通り道から外れて周囲の組織に溜まってしまい、カプセルに包まれたような状態になったものです。

発生する部位が様々で、首にできるタイプは、首の周囲がプヨプヨと波動感のある腫れが見られます。

舌下部にできるものは、ベロの下が膨らみができることで、舌の動きが上手くできずに、食事を取りづらくなったり、ご飯の飲み込みが難しくなったり、呼吸困難を起こすこともあります。

原因

唾液腺自体の損傷や、唾液の通り道である導管の損傷と考えられていますが、実際のところ原因不明なことが多いようです。

ただ、猫より犬の方が多い印象です!

症状

  • 首の周りがプヨプヨ腫れている
  • 舌の裏が膨れている

など

膨れていてもほとんどは無症状なことが多いので、いつの間にか気づいたというケースが多い気がします。

診断

針生検

触診で波動感を感じたら、腫れている箇所に針を刺し中身を吸引してみます。

そこで、唾液の様な粘稠性の高い液体が取れるか否かをチェックしてもらいましょう!

皮膚の下に発生した『腫瘍性のできもの』かもしれませんからね!!

しかし、高い粘稠性の液体であっても、必ず採取できるわけではありません。

実際に吸引を試みても、吸引できないことも多々あります。

また、下顎腺の近くには下顎リンパ節が存在するので、リンパ節が腫れている場合もあるので、その識別のためにも必要な検査です。

エコー検査

また、膨れているところをエコー検査でチェックし、中が液体であれば唾液が溜まっている可能性もあります。

しかし、これまた膿が溜まったりしても同様に見えることもあるので、やはり針検査も合わせて評価してもらいましょう。

CT検査

その膨らみがどこの組織から発生しているのか?

また治療の一つの外科的摘出をする際にも、有益な検査になります。

治療

自然治癒することもありますが、少数例なのが実際という印象です。

最も多く選択されるのは、外科的摘出です。

唾液を包み込んでいるカプセルのような嚢胞を外科的に摘出することが多く行われています。

唾液腺の障害に由来していることも多いので、原因の唾液腺も一緒に摘出することが多いです。

呼吸困難などによる緊急時には針吸引を行う時もあります。

しかし、再発することが多いので、吸引によって治癒に至ることは少ないです。

予防

残念ですが特にありません、、。

珍しい疾患なので、口や喉の周囲が腫れていたら動物病院に行き診察してもらうことが大切です!

では!

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